30年耐久のガルバリウム屋根
投稿日:2019年3月15日 更新日:2025年3月31日
屋根材はスレートからアスファルトシングルなど様々な素材があります。
ガルバリウム鋼板は金属屋根の中で主流に位置する屋根材です。
「地震に不安を感じるから屋根を軽くしたい」
「耐久性が高くてメンテナンスが楽そう」
「モダンなデザインでかっこいい」
このような理由で多くの方からガルバリウム鋼板が選ばれています。
もし、耐久性が高く、何度もメンテナンスをしたくないと考えている方は、ぜひガルバリウム鋼板を選択肢の一つとしてご検討ください。
こちらではガルバリウム鋼板の特徴とメリット・デメリットをご紹介いたします。
ガルバリウム鋼板とは?
ガルバリウム鋼板は1970年代にアメリカで開発された金属素材です。
その10年後に日本でも商品化がされ、2000年代にはいると多くの建物に採用されるようになりました。
ガルバリウム鋼板は昔から使われているトタンと同じメッキ鋼板です。
ガルバリウム鋼板のメッキ層は非常に優れていて、トタンよりも腐食しにくい特徴があります。
ガルバリウム鋼板のメッキ層は「アルミ+亜鉛+シリコン」で構成されています。
アルミの酸化被膜をつくる作用と亜鉛の犠牲防食作用の2つが一体となり錆の発生を防ぎます。
ガルバリウム鋼板は30年耐久するとされています。
まったくメンテナンスをしなくてもいいというわけではありませんが、10年ごとに塗装が必要なスレートと比べると格段とお手入れがしやすい屋根材です。
ガルバリウム鋼板で屋根が軽くなれば耐震性アップ!
耐震性を考える上で屋根の重さは非常に重要なことです。
各屋根材の重さはこのようになっています。
・瓦:50kg/㎡
・スレート:20kg/㎡
・アスファルトシングル:10kg/㎡
・ガルバリウム鋼板:5kg/㎡
※製品によって重量が異なるため、詳細は製品の仕様をご覧ください。
屋根材の中で最も軽量なのはガルバリウム鋼板です。
耐震性を高めるなら屋根は軽くしましょう。
屋根が軽くなると地震の揺れが小さくなり、建物が倒壊しにくくなります。
屋根が重い場合、重心が上がり地震の揺れが大きくなります。
スレートも軽量な屋根材とされていますが、さらに建物への負担を少なくできるのがガルバリウム鋼板です。
メンテナンスにかかる負担が軽減!
10年目 | 20年目〜 | 30年目〜 | |
ガルバリウム鋼板 |
・定期点検 ・部分補修 ・シーリングの打ち替え |
・定期点検 ・部分補修 ・シーリングの打ち替え ※20年目以降 必要に応じて塗り替え |
・定期点検 ・部分補修 ・シーリングの打ち替え ※30年目以降 必要に応じて葺き替え |
スレート |
・塗り替え ・部分補修 |
・塗り替え ・部分補修 ※20年目以降 必要に応じて葺き替え |
・塗り替え ・部分補修 ※20年目以降 必要に応じて葺き替え |
ガルバリウム鋼板のメンテナンススケジュールは一般的にこのようになっています。
※メーカーや製品ごとに推奨しているメンテナンススケジュールが異なります。詳細はメーカーのHPやお手入れ方法などをご確認ください。
ガルバリウム鋼板は基本的に塗装不要です。
メンテナンスは20年目以降に塗り替えや葺き替えを行う計画となっています。
スレートと比べると塗装などの大掛かりな工事は頻度が少なく、メンテナンスにかかる負担を軽減できます。
ただし、まったくメンテナンスをしなくてもいいというわけではありません。
ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーというのが喧伝されていますが、定期的なお手入れは必要です。
ガルバリウム鋼板のメッキが傷つき鋼板が露出するとそこから錆びてきます。
屋根は状態が見えにくい場所です。
傷んだままにならないように定期的に点検の実施と状態に応じた補修を行うようにしましょう。
お手入れ方法やメンテナンススケジュールはメーカーのHPに公開している場合があります。
詳しくはメーカーが推奨するお手入れ方法やメンテナンススケジュールをご確認ください。
ガルバリウム鋼板のメリット
トタンと比べると断然に錆びにくい素材です。ガルバリウム鋼板にマグネシウムを加えたSGLは25年もメーカー保証をつけているものがあります。
② 非常に軽量
ガルバリウム鋼板は5kg/㎡なため、屋根材の中で最も軽量です。建物への負担が少ないことからカバー工法でもよく採用されます。瓦からガルバリウム鋼板にすると屋根が軽くなり、耐震性の向上につながります。
③ 耐熱性に優れる
金属は熱伝導率が高く、断熱性に弱いイメージですが、ガルバリウ鋼板と断熱材を一体化することで断熱性を高めています。
ガルバリウム鋼板の欠点
ガルバリウム鋼板はメリットばかりに見えますが、デメリットもちゃんとあります。
ガルバリウム鋼板をご検討していくにあたって、必ずデメリットも見ておきましょう。
ガルバリウム鋼板のデメリットの一つは価格が高めに設定されていることです。
選ぶ屋根材にもよりますが、スレートよりもコストが上がります。
二つ目は雨音です。
断熱材一体型のガルバリウム鋼板なら遮音性が高まりますが、断熱材がないものだと雨の音が響きます。
三つ目はメンテナンスフリーではないということです。
ただし、現在ではどの屋根材もメンテナンスが必要ですし、それに比べるとガルバリウム鋼板は手のかからない屋根材です。
メンテナンスフリーというのはかなり喧伝されているようですので、これをアピールしてくる業者は少し警戒しておきましょう。
おすすめのガルバリウム屋根は、自然石粒仕上げ屋根材
“mu”