外壁塗装の色選びに失敗してしまう原因と後悔しない色選びのポイント
投稿日:2023年3月30日
目次
外壁や付帯部の色一つで、建物の印象はガラッと変わります。
「外壁塗装をしよう!」そう決めたら、どんな色で塗装しようか気になるのでないでしょうか。
そして、いざ色決めの段階になったとき、たくさんのカラーサンプルに唖然としてしまった……
実はこういったケースは少なくないのです。
塗装工事で選べる色は、たくさん種類があり、その豊富さからどの色がぴったりなのかわからなくて決められないという声を多く聞きます。
また、外壁塗装の失敗で「色選び」と挙げる方も多くいます。
外壁塗装は一度行ってしまったら簡単にやり直せるものではありません。
塗装工事を終えた後は、その建物で十数年は過ごすことになります。
家を見るたびに、色選びに失敗したことを思い出す……このようなことになってしまったら大変です。
せっかく外壁塗装をするのですから、満足できる外観になるように色を選びたいですよね。
そこで、本日は外壁塗装の色選びに失敗しないために「色選びのポイント」をお伝えしたいと思います!
【外壁塗装の色選びに失敗してしまう原因】
外壁塗装の失敗に挙げられることが多いのが「色決め」です。
それでは、どうして色決めに失敗してしまうのでしょうか。
まず、よく挙げられる失敗例を確認してみましょう。
【色決めの失敗例】
・思っていた色と違った
・色の配色が悪かった
・景観と調和しなかった
・すぐに変色した
【思っていた色と違った】
イメージしていた色との食い違いは、失敗によく挙げられます。
どうして色の食い違いが出てしまうのかというと、原因の一つはカラーサンプルの面積効果によるものです。
面積効果とは、面積の大きい、小さいで、色の見え方が違ってくることです。
大きな面積ほど色は白っぽく見え、小さな面積ほど色は濃く見えます。
カラーサンプルは小さな色のサンプルをたくさん並べています。
その中から決めてしまうと、外壁のように大きな面積で塗装されると、参考にしたカラーサンプルよりも色が薄く見えてしまい、イメージと食い違ってしまうのです。
もう一つの原因は、日の当たりによって色の見え方が変わることです。
日が当たるところと日陰になるところでは、色の見え方が違います。色決めをするときは、日が当たるところと日陰になるところでどんな風に色が見えるか確認しておく必要があります。
【色の配色が悪かった】
塗装工事は外壁以外にも破風板や軒天井、雨樋、シャッターなどの部材があります。
これらの付帯部も塗装していきますので、色の組み合わせをする場合は、配色のバランスも考慮する必要があります。
色の配色が悪いとまとまりのない外観になったり、アンバランスな印象を与えてしまうため、相性の良い色でデザインすることが大切です。
【景観と調和しなかった】
建物の外観はご自分のところだけで完結するのではなく、近隣の建物や公共物などの景観と調和していなければなりません。
外壁を奇抜な色にしてしまったり、景観を壊すような派手な色で塗装してしまうと、街並みから浮いてしまい、近隣トラブルに発展してしまう恐れがあります。外壁塗装の色決めは、景観と調和できるデザインにすることも大事です。
近隣トラブルについてはこちらの「外壁塗装、屋根塗装の失敗例 第3位は?」をご覧ください。
【すぐに変色した】
色によっては「汚れやすい色」「褪せやすい色」があります。
よく選ばれる「クリーム」「グレー」「ベージュ」「ブラウン」「オフオワイト」などは中間色で汚れや色褪せが目立ちにくく、人気があります。
汚れは中間色ですから、原色に近いほど変色が目立ちます。
塗装は十数年は保ちますが、塗装する色によっては早い時期に変色が現れてきてしまうため注意が必要です。
【外壁塗装の色を選ぶ前に、どんなデザインにしたいかイメージを明確にすることがはじめのステップ!】
外壁塗装の色を決める時は、いきなりカラーサンプルを見て色を決めてしまわないこと。
まず、色を決める前にどんなデザインにしたいかイメージを明確にすることがはじめのステップです。
実際の建物を見たり、写真やイラストを参考にしたりするとイメージも具体的にしやすいです。
イメージが浮かばない時は、近所を歩いてみて気になる建物を探してみましょう。
イメージが明確に浮かんできたら、今度はそのイメージを正確に業者に伝えなければいけません。
イメージを言語化することも大事ですが、全部言葉だけで説明しようとする必要もないかと思います。
写真やイラストなど視覚でわかる方がイメージの食い違いが起きにくいですから、参考になるものがあれば業者に見せましょう。
これから外壁塗装をお考えの方はこちらの「外壁塗装は簡単にやり直せない!悪徳業者に騙されないための対策!」もご参考にしてください。
【後悔しない外壁塗装の色選びのポイント】
外壁塗装の色選びで後悔しないためにはイメージを明確にしてから色を選ぶことが大切です。
そして、具体的にしたイメージは業者に食い違いなく説明する必要があります。
業者にイメージを伝える時は、言葉だけでなく、写真やイラストなど視覚でわかるものも利用しましょう。
どんな色を選ぶか決める時は以下のポイントも押さえておきましょう。
・小さなカラーサンプルで決めない。大きめのカラーサンプルを参考にする
・カラーサンプルは日を当ててどんな風に見えるか確認する
・カラーシミュレーションを活用する
・配色に注意。相性の良い色を組み合わせる
・景観を壊さないデザインにする
・汚れや色褪せしやすい色があることを把握しておく
外壁塗装の色選びについてはこちらの「外壁塗装、屋根塗装の失敗例 第1位は?」もご参考にしてください。
リフォームの森はカラーシミュレーションを実施し、お客様がご満足いただける仕上がりになるように色選びのサポートをさせていただきます。
どんな色を選べばいいか、どんな外観にしたいかなど気になることは、遠慮なくご相談ください。
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