屋根と外壁を一緒に塗装するとどれくらい日数が延びる?
投稿日:2024年7月22日
目次
塗装は屋根と外壁を一緒にすることが多くあります。
その理由は、足場代を節約できるからです。
足場は設置ごとに費用が掛かり、別々に塗装した場合、合計2回足場を設置することになります。
つまり、屋根と外壁を一緒に塗装すれば、足場は1回設置するだけで済み、1回分の足場代を節約できるということです。
これから塗装工事を考えている方は、工事費の節約になりますので、ぜひ屋根と外壁をご一緒にご検討ください。
足場代の節約についてはこちらの「屋根と外壁はセットがお得!」でご説明しております。
さて、屋根と外壁を一緒に塗装すると決めた場合、「どれくらい日数がかかるか」気になりませんか?
外壁塗装にかかる日数は7〜10日前後。
屋根塗装も外壁塗装よりは日数を短縮できますが、5〜8日ほどかかります。
単純に合計すれば12〜18日ほど日数を要することになりますが、重複する工程があり、ここまで工期が延びることはありません。
本記事では屋根と外壁を一緒に塗装した場合にかかる日数について解説させていただきます。
ぜひこれからご計画している塗装工事のご参考にしてみてください。
屋根+外壁塗装工事にかかる日数は10〜14日ほど
塗装工事にかかる日数は建物の大きさや形状、施工環境などで変わってきますが、30坪前後の2階建て住宅で屋根と外壁を一緒に塗装した場合は、こちらの工事日数が想定されます。
屋根+外壁塗装工事にかかる日数:10〜14日ほど
冒頭でもお伝えしましたが、屋根塗装と外壁塗装は重複する工事があり、単純に各工事にかかる日数の合計ではありません。
天候にも左右されますから、長く見ても2週間くらいを見込んでおくといいでしょう。
屋根塗装・外壁塗装の工程と重複する工事
外壁塗装の工程 | 屋根塗装の工程 |
1:足場組立設置(重複) 2:高圧洗浄〜乾燥期間(重複) 3:下地処理 4:下塗り 5:中塗り 6:上塗り 7:点検・手直し(重複) 8:足場解体・清掃(重複) |
1:足場組立設置(重複) 2:高圧洗浄〜乾燥期間(重複) 3:下地処理 4:下塗り 5:縁切り(タスペーサー設置) 6:中塗り 7:上塗り 8:点検・手直し(重複) 9:足場解体・清掃(重複) |
このように屋根塗装と外壁塗装では重複する工事があります。
重複する工事に要する日数はこちらのようになっています。
足場工事:1日
高圧洗浄:1日
洗浄後の乾燥期間:1〜2日
足場解体・清掃:1日
点検と手直しだけは状況で変わるため、予測しにくいですが、上記の重複工事の合計日数は4〜5日です。
塗装は乾燥時間もありますので、外壁を塗装した後は屋根に取り掛かるなど待機する時間を減らし、効率よく工事を進められるということも工期短縮に貢献しています。
塗装工事の流れについてはこちらの「お問い合わせからの流れ」をご覧ください。
塗装工事が遅れる要因
必ずしも計画している完了日に工事を終えられるわけではありません。
状況によっては工事が遅延する可能性がありますので、これから塗装工事を考えている方は、ある程度スケジュールにゆとりを持たせておくことをおすすめします。
工事が遅延する要因はこちらのことが考えられます。
・雨や台風など天候が悪い日が続く
・劣化が激しく、下地処理に時間がかかる
・想定しない損傷があり、急遽補修が必要になった場合
各要因についてご説明いたします。
雨や台風など天候が悪い日が続く
塗装工事は外工事のため、天候が悪い日は作業できません。
作業できない天気とは、雨や雪、台風、強風などがあるときです。
また、温度5℃未満または湿度85%以上の日も施工マニュアルでは施工不良を起こす可能性があるため、作業しないように指示されています。
劣化が激しく、下地処理に時間がかかる
劣化が激しいとそれを調整する手間がかかり、完了日に響く可能性があります。
塗装は下地に密着することで長く保ちますが、下地の状態が悪いとすぐに剥がれてしまいます。
下地処理は見えない工程ではありますが、適切に行われているかどうかで塗装の保ちが大きく変わってきます。
いくら日数が延びるとはいえ、けっして手間を省いてはいけない工程です。
下地処理の重要性についてはこちらの「屋根・外壁塗装の下地処理の重要性を徹底解説!」で解説しております。
想定しない損傷があり、急遽補修が必要になった場合
ほとんどの業者は、工事を始める前に建物の状態を細かく調べます。
そこでどんな工事が必要か計画を立てていきますが、すべてを目視で確認できるわけではありません。
実際に作業に取り掛かってから初めて補修や交換が必要になることもよくあります。
計画にはない工事が入ってくるため、その分の日数が響いて完了日に間に合わない可能性があります。
また、当初の工事費から追加工事分の費用が掛かるため、なるべく想定される追加工事のことは事前に聞いておくことをおすすめします。
他に考えられる完了日が遅れるケース
塗装工事が遅れる原因を調べてみると、冬の日照時間の短さや乾燥時間も挙げられています。
ただし、季節に影響されることは、すでに工事計画を立てる時点で分かっていることです。
通常は、どれくらい作業時間を取れるか、乾燥にかかる時間はどれくらいかなど織り込み済みなため、完了日が遅れることはありません。
結果的に屋根と外壁を一緒に塗装すれば工事日数は短縮
屋根と外壁を一緒に塗装すると、その分だけ工事日数が延びると思われるかもしれません。
ですが、ここまでご説明してきた通り、重複する工事もあるため、結果的に見ると別々に塗装するよりも工事日数を短縮できます。
メリットは他にもあり、足場代の節約や次の塗り替え時期のタイミングも合わせやすくなります。
塗装は定期的に行われるものですので、できるだけコストをかけずに効率性も考えてご計画していただくことをおすすめします。
当社では屋根と外壁をご一緒に行っていただくことをおすすめしております。
建物診断や見積もりは無料で実施しておりますので、これから塗装工事を考えている方は、お気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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栃木県宇都宮市、塩谷町、鹿沼市、さくら市、真岡市で、塗装工事、屋根工事のことなら、リフォームの森へお気軽にご相談ください。