外壁塗装をしないとどうなる?放置するリスクと本当に10年目に塗装が必要?
投稿日:2025年1月31日
外壁が汚れてきたり、色褪せてきたりすると、そろそろ外壁塗装を考えていただく時期です。しかし、外壁塗装は数十万円から建物によっては百万円を超える高額工事。そう簡単に塗装をしようとは思えないのも当然かと思います。塗装というと色をつけるイメージがあると思います。
もしかすると外壁塗装も見栄えさえ気にしなければ塗装しなくても大丈夫なんじゃないかと思われるかもしれません。時々、「20年塗装していないけどなにも問題ない」というお話を聞くことがあります。しかし、それは大きな誤解です。むしろ放っておく期間が長いほどリスクは高まってしまうでしょう。
本記事では、外壁塗装を放置するリスクについて詳しく解説いたします。
「外壁塗装をしなくても大丈夫」は本当か?
「外壁塗装は必要と聞いたけど、汚れや色が褪せているのを気にしなければ大丈夫」
「うちは20年以上塗装していないけど、なにも問題がないよ」
このような話を聞くと、本当に外壁塗装しないといけないの?と思われるかもしれません。
まずは結論から申しますと、外壁塗装は大切なお住まいを維持していくために非常に重要なメンテナンスです。
なにも外壁塗装は建物の見栄えの問題だけではありません。美観性はもちろんのこと、耐久性や機能性、はたまた建物の維持費に関係してくることなのです。
外壁塗装をしないとどうなる?放置するリスク
それでは外壁塗装をしないとどうなってしまうのか解説してきます。
外壁塗装をしないとこのようなリスクがあります。
・建物の見栄えが悪くなる
・景観の乱れでご近所トラブルの原因になることも
・保水するようになり、損傷を起こす
・防水紙の劣化が進むと雨漏りを引き起こす
・雨漏りによって構造体が腐食する
・水に濡れた木材を求めてシロアリが寄ってくる
・最終的に建物の寿命が短くなる
・復旧するのに高額な費用が発生する
・大規模修繕になると工事日数が長い
実は外壁塗装をしないまま放置するとこんなにリスクがあります。大事なことはタイミングよく外壁塗装をすることです。そのためにも定期的な点検を実施し、被害が広がる前に対処しましょう。
外壁塗装を20年もしていない……は本当に大丈夫なのか
たまに20年も外壁塗装をしていないというお話をお聞きします。20年も塗装していなくて大丈夫なのだから、そんな慌てて塗装しなくてもいいと考えるのは的確な判断ではありません。
今でこそ20年耐久する塗料や外壁材が登場しておりますが、これらはハイグレードな部類に入り、標準的なものだとせいぜい15年くらいがやっとです。光触媒やフッ素など見た目だけで判断できないものもあります。
塗装をする必要がなかったとしてもどんな建物でも10年目あたりで不具合が出てくる傾向にありますので、念のために点検の実施をおすすめします。
外壁塗装は10年目と聞くけど……必ず塗装しないといけない?
「外壁塗装は10年目から」というのはよく聞いたことがあるのではないでしょうか?たしかに10年目が理想ですが、必ずしもこのタイミングで外壁塗装をしないといけないというわけではありません。
現在では塗料や外壁材の性能が向上して非常に長持ちするようになりました。このことから10年目だとまだ早いこともあります。外壁材や塗料によっては10年を超えてからというケースもあります。外壁塗装の時期を考えるときは、外壁材や塗装されている塗料の性能を目安にスケジュールを組んでいきましょう。
・新築は10年目からご検討していただく。業者の10年点検がある場合は塗装時期かご相談してください。
・2回目以降の塗装は塗料の性能で塗装時期を判断する。(塗料の耐用年数についてはこちらから)
こちらは外壁塗装の一般的な目安ですが、概ねバランスがとれていると思いますので、ぜひご参考にしてください。
劣化症状は外壁塗装を考えていただく大事なサイン!
年数が経過すると色褪せやチョーキング、汚れの目立ちなど症状として表に現れてきます。これらの劣化症状は外壁塗装を考えていただく大事なサインですので、見逃さないようにしましょう。給湯器の裏や二階などは目視で判別することが難しいかと思います。詳細なことはプロにおまかせください。
リフォームの森では建物診断や見積もりを無料で実施しております。診断では建物の状態や必要な工事など詳しくご説明させていただきます。将来のことも見据えてお客様にぴったりなプランをご提案させていただきますので、建物のメンテナンスのことでお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
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