栃木県真岡市 外壁ジョイント部 下地処理 ケレン
投稿日:2021年7月31日
栃木県真岡市の塗装現場にて下地処理の作業を現場レポートします。
ご依頼いただいた建物の外壁はジョイント部がありました。
上記の写真を見ての通りジョイントのところは経年劣化により隙間ができてしまっています。
外壁材の下には防水紙が張られていますので、水が入ってもすぐに雨漏りを起こすというわけではありません。
しかし、防水紙も年数が経つにつれて劣化してきますので、極力水が入らないようにしておくことが大切です。
ジョイントのところには古い塗装が残っていますので、きれいにとり除く必要があります。
皮すきを使ってジョイントの奥に詰まっている古い塗装のカスを取り除きました。
次にナイロンタワシでケレンを行います
ケレンはその他にもサンドペーパーやディスクサンダーなどいろいろな道具を用途や状態に合わせて使い分けていきます。
研磨剤で塗布面を磨くことで、旧塗膜の除去と塗布面を平滑にすることができます。
外壁塗装に使う塗料は、素材に染み込んでいくというものではなく、膜を張って密着するという仕組みになっています。
下地の密着性が悪いと塗装はすぐに剥がれてしまいますので、下地処理を行って塗布面を調整していくことが大切です。
下地処理についてはこちらの「施工の際の下地処理」をご覧ください。
塗装を長持ちさせるには下地処理が適切に行われていることですので、塗装工事をご計画されている方は、下地処理を適切に行ってくれる業者に依頼するようにしましょう。
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