塗装後の状態を長く保つために、自分で出来るメンテナンス

投稿日:2019年6月12日  更新日:2023年7月31日

外壁塗装や屋根塗装は、大切なお住まいを守る大事なリフォーム工事です。

塗装はお住まいを守るだけでなく、色を変えて雰囲気を変えることもできます。

 

せっかくなら美しくなったお住まいを長持ちさせたいですよね。

美しく保つということは、塗装を長持ちさせ、長期間建物を保護することにも繋がります。

 

塗装したお住まいを長持ちさせるポイントを知りたくはないですか?

本日は、お住まいを長持ちさせるために、ご自身でできるお手入れ方法をご紹介いたします!
 

【お住まいのチェックポイント】

塗装後の状態を長く保つために、自分で出来るメンテナンス 

【①屋根が一番劣化しやすい】

建物は風雨や太陽光にさらされています。

年数が建てばその分だけダメージを負っているため、定期的にメンテナンスをしないと建物の寿命を縮めてしまいます。

 

建物を劣化させる要因が太陽の紫外線や熱、雨などの水などです。

そして、建物の中で劣化しやすいのが、太陽光や風雨に直接さらされつづける屋根です。

屋根は雨漏りを引き起こすリスクも高いですから、状態にはとくに注意しなければなりません。

 

もし塗装前なら…
ワンポイントアドバイス!

 以前お伝えした通り(記事はこちら、屋根と外壁を同じタイミングで施工することで足場代を節約でき、メンテナンスコストの低減につながります。そして、もし屋根と外壁を一緒に塗装する場合は、屋根塗料は外壁よりも耐久性の高いものを選ぶことをおすすめします。理由は上記で挙げた通り、屋根のほうが劣化しやすいからです。
塗料の選定を間違えてしまうと、先に屋根のほうが劣化してしまう恐れがあります。屋根塗料は耐候性に優れるフッ素塗料や遮熱塗料がおすすめです。

 

【②外壁は東側や南側のほうが劣化が早い】

塗膜を劣化させる原因を①でお伝えしましたね。これらの原因から外壁は日が当たりやすい東側や南側のほうが塗膜のダメージが大きいです。

 

塗料は耐用年数がありますが、方角によって日の当たり方が違うため、外壁はどの方角も同じように劣化が進むというわけではありません。日が当たりにくい北側と比べると東側や南側のほうが劣化が早いですのでご注意ください。

 

【③北側はコケやカビに注意】

②で東側や南側は日に当たりやすいため、外壁が劣化しやすいとお伝えしました。それでは北側は劣化しにくいのかというと、実はそうではありません。北側は北側で日が当たりにくく、湿気も溜まりやすいため、コケやカビが発生しやすいという弱点があります。

 

コケやカビは劣化を促進させる原因の一つです。コケやカビが発生すると水分を含みやすくなり、湿潤と乾燥を繰り返して劣化が進んでいきます。また、外壁付近に物を置いているとさらにコケやカビが発生しやすくなりますのでご注意ください。

 

コケやカビの繁殖を抑えるためにきょくりょく物を置かないことが大切です。また、植栽もコケを発生させる原因の一つですから、定期的に刈り込みましょう。

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。 

 

【汚れが気になったら早めが肝心!お掃除方法】

塗装後の状態を長く保つために、自分で出来るメンテナンス

大切なお住まいを長く維持していくためには、定期的にお手入れすることが大事です。お掃除のポイントは次のとおりです。

 

【お掃除方法】

① 基本は水洗い

② 高圧洗浄機は使わない

③ 柔らかいブラシ、スポンジを使用する

 

まずは、汚れが気になったら水洗いです。外壁のお手入れは水洗いが基本!水洗いだけだと落ちない場合は、柔らかいブラシやスポイジを使って軽くこすりましょう。硬いものでこすってしまうと塗膜を傷つけてしまう可能性がありますので、使用するものは柔らかいものを選ぶことがポイントです。

 

テレビのCMで高圧洗浄機で建物を洗っているのを見たことはありませんか?洗浄機を使えば簡単にきれいにできると思われるかもしれませんが、高圧洗浄機を使うのはおすすめしません。なぜなら、高圧洗浄機は水圧をかけて洗浄するため、塗膜を傷つけてしまいます。劣化を早める原因となりますので、高圧洗浄機は使わないようにしましょう。

 
どうしても汚れが落ちない場合は、洗剤+柔らかいブラシの組み合わせで掃除しましょう。洗剤はコケやカビ、鳥のフンなどに有効です。ただし、洗剤は中性洗剤を使用し、水に薄めて汚れている部分に直接塗布してください。

 

塗布後は数分ほどおいてから柔らかいブラシで汚れをこすって落とします。塗布した洗剤は、残っていると塗膜を傷つける可能性がありますので、必ずきれいにすすぎ落としてください。これでも汚れが落ちない場合や危険を伴う高所のところは、プロに任せてください。
 

【さいごに】

塗装後の状態を長く保つために、自分で出来るメンテナンス

大切なお住まいを長持ちさせるために、ぜひ意識していただきたいことがあります。

 

それは「通気性をよくすること」

 

外壁は屋外ですから、通気性と言われてもピンとこないかもしれません。なぜ通気性が大事かというと、それは室内環境が関わってくるからです。室内の湿度が高すぎると結露が発生し、カビが生えやすくなります。窓際やお風呂場、洗面所などの水回りは、湿気が溜まりやすいですから、こまめに換気をして通気性を良くしておきましょう。

 

外壁は定期的にお手入れすれば長持ちします。耐久性の高い塗料で塗装することも大事ですが、さらに長持ちさせるために、今回ご紹介したご自身でもできるお手入れを実践してみてください!基本は水洗いです。高圧洗浄のように水圧をかけて洗浄してしまうと、劣化を早めたり、損傷を大きくしてしまったりする恐れがありますのでご注意ください。

 

リフォームの森は無料で建物診断を実施しております。お住まいのメンテナンスのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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保有資格一覧

  • 一級建築施工管理技士
  • 一級塗装技能士
  • 外壁劣化診断士
  • 外壁診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数

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