瓦棒屋根はサビが発生する前に塗装をしましょう!葺き替えもおすすめ!

投稿日:2022年10月25日

金属屋根の一つ瓦棒屋根は錆が発生してこないように定期的に塗装が必要です。もし、錆びてしまって状態が悪くなると工事代も高くなってしまいますので、前もって塗装で保護しておくことが大切です。

 

今回は瓦棒屋根の塗装についてご紹介したいと思います!

 

【瓦棒屋根とは?】

瓦棒屋根はサビが発生する前に塗装をしましょう!葺き替えもおすすめ!

瓦棒屋根とは凸状の桟が設けてあるのが特徴の金属屋根です。棟から軒先に向かって板金を張っていますので、緩い勾配(傾斜)でも対応可能な屋根です。また、金属屋根ですから、重量が軽く耐震性にも優れています。

 

現在ではガルバリウム鋼板の横葺きや立平葺きが主流ですが、昔の住宅や倉庫などで瓦棒屋根はよく用いられており、まだまだ塗装工事でお目にかかることが多い屋根です。

 

【瓦棒屋根は塗装が必要】

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現在主流な金属は錆に強いガルバリウム鋼板です。ガルバリウム鋼板は耐久性が高いため、基本的には塗装をする必要はありませんが、亜鉛メッキ鋼板を使用している金属屋根は定期的に塗装が必要です。

 

年数の経っている瓦棒屋根は亜鉛メッキ鋼板が使用されていますので、経年劣化を起こしていましたら錆が出る前に塗装しましょう。

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。

 

【塗装をしないとどうなる?】

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亜鉛メッキ鋼板はトタンとも呼ばれていて、こちらの方が馴染みがあるのではないでしょうか。亜鉛メッキは優れた防錆性能がありますが、現在主流のガルバリウム鋼板と比べるとその性能は劣ります。耐用年数は10〜15年ほどで、このくらいの年数が経つと劣化症状が現れてきます。

 

劣化が進むと錆が発生しやすくなりますので、定期的に塗装しておく必要があります。錆が広がって状態が悪化すると、塗装では対応できなくなってしまいますのでご注意ください。

 

塗装で対応できない場合、屋根を張り替えなければいけなくなってしまい、工事代も膨れてしまいます。適切なタイミングで塗装しておけば瓦棒屋根は長く保たせることができます。できるだけメンテナンスコストを抑えたい方は、劣化が進む前に塗装をしましょう。

 

塗料の種類によって耐用年数が変わります。当社は塗料のご相談もお待ちしておりますので、お気軽にご相談ください。

 

当社の無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

【瓦棒屋根の塗装の流れ】

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続いて瓦棒屋根の塗装の流れをお伝えします。

 

【瓦棒屋根の塗装の流れ】

1:足場設置

2:高圧洗浄

3:下地処理

4:錆止め下塗り

5:中塗り〜上塗り

6:最終点検〜足場撤去〜完成

 

それでは各工程の詳細をご説明します。

 

【1:足場設置】

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屋根塗装は高所作業となりますので、足場を設置する必要があります。(労働安全衛生法により、高さ2mを超える作業は足場の設置が定められています)

 

足場を設置するには「幅1mほど」または「人が通れるスペース」の確保が必要です。狭小地は足場を設置するスペースが確保できない場合がありますが、工夫次第で設置可能ですので、ご不安な方は一度塗装業者に相談してみましょう。

 

足場の設置回数が増えるとメンテナンスのトータルコストも高くなります。おすすめは、できるだけまとめて工事をすることです。同じタイミングで他の工事もしておくことで、足場の設置回数が減り、トータルコストの軽減にもつながります。

 

詳しくはこちらの「屋根と外壁はセットがお得!」をご覧ください。

 

【2:高圧洗浄】

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汚れや古くなった塗膜が残っていると塗装の密着性が落ちます。足場を設置したら建物全体の汚れを洗い流すために高圧洗浄をします。洗浄時は普段お手入れできないところもきれいにできますので、雨樋の中やベランダ屋根なども一緒に洗浄してあげましょう。

 

【3:下地処理】

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下地処理はケレンやシーリング処理、補修などの作業があります。塗装の耐久性を左右すると言っても過言ではないくらいに大事な作業です。

 

ケレンは下地に付着する不純物を除去し、塗装の密着性を高めます。また、荒れている状態を平滑にし、見栄えを整える目的もあります。

 

下地処理についてはこちらの「屋根・外壁塗装の下地処理の重要性を徹底解説!」もご参考にしてください。

 

【4:錆止め下塗り】

瓦棒屋根はサビが発生する前に塗装をしましょう!葺き替えもおすすめ!

瓦棒屋根の塗装は下塗りに錆止めを使用します。錆止めはエポキシ系を使用するのが一般的です。錆止めは塗装の密着性を高め、錆の発生を防ぐ効果があります。屋根は風雨や太陽の紫外線にさらされてダメージを負っていますので、下塗りで塗装が密着しやすくなるように調整することが大事です。

 

下塗りについてはこちらの「外壁・屋根塗装の下塗りと上塗りはどう違うの?」をご覧ください。

 

【5:中塗り〜上塗り】

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下塗りが完了したら中塗りと上塗りを行います。この工程は同じ上塗り剤を塗り重ねていく工程です。塗料にはウレタンやシリコン、フッ素、遮熱塗料などいろいろ種類があります。ここの工程でお客様に選んでもらった色で屋根が仕上がっていきます。

 

遮熱塗料についてはこちらの「遮熱塗料ってどんな塗料?暑い季節の救世主!?」をご覧ください。

 

【6:最終点検〜足場撤去〜完成】

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塗装が完了したらすぐに足場を外すというわけではありません。工事を開始してから一週間ほど経っていますので、最後に傷や塗り忘れ、不具合などがないか隅々まで確認します。

 

点検はお客様にも確認してもらい了承を得てからお引き渡しになります。屋根は高い場所にあり、目視で確認できませんので写真で確認することになります。もし、業者から完成後の確認の声がない場合は、かならずこちら側から声をかけて仕上がりを確認しましょう。

 

業者選びについてはこちらの「工事業者の選び方〜基礎編〜」をご覧ください。

 

【新しく葺き直すのもおすすめ!屋根工事も当社にお任せください!】

瓦棒屋根はサビが発生する前に塗装をしましょう!葺き替えもおすすめ!

ここまで瓦棒屋根の塗装についてご紹介してきました。築年数が経っている瓦棒屋根は亜鉛メッキ鋼板(トタン)が使用されています。劣化が進む前に塗装をすれば長く保たすことができますので、錆が発生する前に塗装をしましょう。

 

また、亜鉛メッキ鋼板よりも錆が出にくいガルバリウム鋼板に葺き替えるのもおすすめです。耐久性が向上すれば、その分の工事回数も減らすことができます。

 

リフォームの森は屋根工事も承っておりますので、屋根工事をお考えの方は、ぜひお声がけください。

 

当社が対応している工事はこちらの「工事メニュー」をご覧ください。

 

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