栃木県鹿沼市 屋根塗装 チョーキング 定期点検
投稿日:2020年8月14日
今回のご報告は、栃木県鹿沼市のお宅です。
屋根塗装におうかがいしました。
写真にあるようにソーラーパネルを最近つけられたとのことで
そのときに屋根に粉ががふいているようになっているのが気になってのご依頼でした。
粉がふいたようになっている=チョーキングといわれますが
これは、もともと塗られていた塗料の顔料が表面に出てしまっている状態です。
塗装の表面は、表層樹脂でおおわれているべきですが、その樹脂膜がなくなっている証拠です。
長年の風雨や熱、紫外線によっての劣化の結果なのでしかたないのですが
放っておくと屋根材そのものが傷みます。
チョーキングは、サビやひび割れなどを起こす前にぜひ対処していただきたい状態で
10年に一度は点検をといわれるのもそういった理由ですね。
他にも点検が必要なサインはいくつかあります。詳しくは⇒こちらへ。
こちらの場合は金属屋根ですから、次に起こる現象はサビが考えられます。
サビは金属劣化ですから、穴があきます。
そこに至る前に水が入り込むこともあるでしょうね。
心配なのはそうして内部構造への影響があることです。
カビの発生、構造物の腐りなど、一度始まってしまうと悪化するばかり。
また工事も大掛かりになること必須です。
できれば、簡単な工事をマメにして、今ある屋根材を大事に長もちさせてください。
そのための塗装ですから。
今回は、少し緑がかった色にされました。
前はほとんど白色でしたので、少しイメージチェンジです。
塗装にはそんな楽しみもありますよ。
この色に決められるまでにはかなり悩まれていました。
屋根は広い面積ですから、イメージが大きく変わるかと思うと当然でしょうね。
この色選び、昔は重いサンプル帳をお持ちしてというやり方でしたが、今は違います。
カラーシミュレーションという方法で、お客様から実際の写真をいただき
画面上でいろいろな色をのせてみます。
まわりのお宅や景色を含めてのイメージがわかる、壁の色との具合がわかるとご好評をいただいています。
実際に塗ってみての印象と大きく違わないので、こちらも安心しておすすめできます。
塗り終わった後で、写真で確認され、満足したご様子でした。
「実は自分でしてしまおうかとも思ってたんですよね」ともおっしゃっていました。
最近はDIYも身近になりましたからこういった声を聞くこともあります。
ただ私たちはプロですから、ただ塗るだけではなく下地処理という工程も行っています。
これをするかしないかで塗料の耐久性は大きく変わってきますから
「プロに頼むと違うわね」という理由はやはりありますよ。
このたびのご依頼、ありがとうございました。
☆M