栃木県鹿沼市 瓦棒屋根の塗装 下地処理〜仕上げ塗装
投稿日:2021年6月28日
栃木県鹿沼市にて瓦棒屋根の塗装を行いましたので、現場レポートをご紹介します。
ご依頼いただいた屋根の状態は、塗装が剥がれ下地の鋼板部分が露出してしまっている状態でした。
この状態だと水が浸透していくため鋼板部分は劣化を早め錆などの症状が現れてきてしまいます。
まずは、塗装面のケレンです。
上記の写真を見てのとおり、トタンは塗装が剥がれ、一部では錆っぽい症状も出ています。
トタンが錆びてしまうと強度が低下し、塗装では対応できなくなってしまう可能性があります。
トタンをすべて張り替えるとなると塗装よりも費用は掛かってしまいますので、メンテナンスにかかるコストを抑えるためにも劣化する前に塗り替えをしていくことが大切です。
下地処理についてはこちらの「施工の際の下地処理」をご覧ください。
瓦棒屋根の特徴である桟のところは木材が取り付けられています。
木桟は板金が被せられていますが、水が入ってくると腐食を起こしてしまいます。
こういった腐食も屋根を一部解体して直さなければいけなくなってしまうため注意が必要です。
下地処理後、錆止めを塗布し、中塗りと上塗りをして屋根の塗装は完成です。
塗装は見栄えの向上もありますが、建物を守る大切なメンテナンスでもありますので、できるだけ劣化は放置せずに適切なタイミングで塗装をしてあげましょう。
*mu*