屋根の剥がれ、割れなど 屋根鈑金工事とは?

投稿日:2019年12月3日  更新日:2023年7月18日

下塗り工事

屋根の剥がれやひび割れ、屋根板金の劣化などはトラブルに直結する大変な問題です。

屋根は建物の大事な構造体ですから、屋根を守ることが大切なお住まいの長期的な維持管理につながります。

本日ご紹介する屋根板金工事は、雨漏りを防ぐ重要な雨仕舞に関係する工事です。

 

本記事では、屋根板金工事とはどんな工事か、被害が発生しやすい箇所、雨漏りの原因となりやすい箇所などを解説させていただきます。

 

【屋根板金工事とは?】

屋根の剥がれ、割れなど 屋根鈑金工事とは?

屋根は雨仕舞のために板金部材が取り付けられています。

その板金部材に関する工事を「「屋根板金工事」と呼んでいます。

 

屋根板金は一種類だけではなく、以下のいくつもの部材があります。

 

【屋根板金の種類】

・棟板金

・谷板金

・水切り板金(ケラバ、軒先)

・雨押さえ

 

板金とあるとおり鉄製なので、サビには注意しなければいけません。

屋根はなにも遮るものがなく、風雨や太陽光にさらされて傷みが出やすい場所です。

 

しっかりメンテナンスを行っていないと大きな異被害にあってしまうかもしれません。

それこそ雨漏りを起こしてしまったら大変ですから、長い期間点検やメンテナンスを行っていない場合は、一度専門業者に状態を見てもらいましょう!

 

リフォームの森は無料で建物診断を行っております。

屋根のメンテナンスのことで気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

【最も被害が発生しやすい棟板金】

屋根の剥がれ、割れなど 屋根鈑金工事とは?

屋根の頂点のところを棟(むね)と呼びます。

ここは棟木があるから棟と呼んでいます。

 

棟には棟板金という屋根板金が取り付けてあり、台風が発生しやすい時期になると被害も多くなります。

棟板金は貫板という下地(現在では防腐処理された下地材や樹脂材も使われています)に釘を打って固定しています。

 

年数が浅い時は頑丈で風に飛ばされるようなことはありませんが、経年で棟板金が膨張・収縮を繰り返し、様々な劣化症状が発生してきます。

 

当然、風にもあおられやすくなりますから、傷みが激しいと棟板金が風で飛ばされてしまう危険があります。

屋根板金の中で最も被害が発生しやすいため、定期的に点検を実施し、棟板金に問題が起きていないか確認しておきましょう。

 

棟板金についてはこちらの「棟板金が風に飛ばされてしまった!事前に修理と対策をしましょう!」をご覧ください。

 

【谷板金は雨漏りに注意!】

屋根の剥がれ、割れなど 屋根鈑金工事とは?

屋根は雨漏りの発生原因としても多い場所です。

屋根は建物の大事な構造体です。

 

屋根內部の小屋裏は、建物の大事な骨組みがありますから、ここから水が侵入すると大きな被害を受けてしまいます。

野地板までの腐食ならまだ良いほうで、垂木や梁まで腐食してしまったら大変な被害です。

このようなことが起きてしまわないように、雨漏りは絶対に防がなければいけません。

 

屋根には「谷」という場所があります。

傾斜が下がるところで二つの屋根面が接する場所を「谷」と呼んでいます。

 

すべての屋根に「谷」があるわけではありません。

ですが、もし屋根に「谷」がある場合は、雨漏りに注意してください。

 

「谷」には水の侵入を防ぐ「谷板金」という屋根板金があります。

「谷」は傾斜が下がっているため、ここに水が集まります。

 

谷板金は流れてくる水が內部に入らないように雨樋に導きますが、水に触れつづけるため、錆びやすいという不安要素があります。

 

サビは鉄を朽ちらせたり、穴を開けてしまったりします。

もし、谷板金に穴が開いてしまったら、水が內部に入り、雨漏りを起こしてしまいます。

谷板金は屋根の中で雨漏りの原因となりやすい場所なので、谷がある屋根は特にご注意ください。

 

屋根のメンテナンスが大事な理由についてはこちらの「なぜ屋根のメンテナンスは必要?屋根を放っておいてしまうリスク」をご覧ください。

 

【屋根は10年前後を目安に点検・メンテナンスをお考えください!】

屋根の剥がれ、割れなど 屋根鈑金工事とは?

屋根板金はスレートや金属屋根、瓦、アスファルトシングルなど様々な屋根に設けられています。

どの屋根も年数が経つにつれて劣化してくるため、被害を受けてしまわないためにもしっかりメンテナンスを行っていくことが大切です。

 

しかし、屋根の場合は、下からでは状態がどうなっているか細かく見えることはできません。

また、見上げないかぎりは目に入りにくいですから、傷んでいても気がつかないまま放置されてしまうことも多いです。

 

屋根の場合、雨漏りを起こすリスクもあるため、「劣化が進んでいたことに気がつかなかった……」では済まない可能性があります。

 

雨漏りは建物の老朽化を早めて寿命を縮めてしまう大変に恐ろしいものです。

劣化を放置してしまわないように、当社は10年前後を目安に点検・メンテナンスの実施をおすすめしております。

 

定期的に点検することで、劣化が進行する前に問題を発見して早期に対処できます。

屋根を守ることは、長期的に大切なお住まいをお使いいただけることにつながります。

いつまでも快適に過ごせるように、劣化を放置せず、適切なタイミングでメンテナンスを行いましょう!

 

雨漏りについてはこちらの「雨漏りを放置すると大変!発生原因と対処方法」をご覧ください。

 

“mu”

 

栃木県宇都宮市、塩谷町、鹿沼市、さくら市、真岡市で、塗装工事、屋根工事のことなら、リフォームの森へお気軽にご相談ください。

 

栃木県宇都宮市で雨漏り修理、屋根工事、雨どい、瓦屋根、漆喰など修繕、葺き替え、張替え、カバー工法なら【リフォームの森】

栃木のお客様の声

屋根工事の施工事例

   

栃木県地域密着!ご依頼ありがとうございました!

   

スタッフ教育、職人育成にも
力を入れています!

職人教育にも力を入れています!

保有資格一覧

  • 一級建築施工管理技士
  • 一級塗装技能士
  • 外壁劣化診断士
  • 外壁診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数

News & Topics