古くなった雨樋は交換した方がいい?修理方法は4つ!

投稿日:2023年1月30日  更新日:2023年3月2日

雨樋の破損は建物の老朽化や近隣への被害を及ぼす恐れがあります。もし、雨樋が破損していたり、水漏れを起こしていたりしていましたら早めに修理することが大切です。

 

本日は雨樋の修理方法と修理が必要な理由、古くなっていたら全部交換をしなければいけないのかについてをお伝えしていきます。

 

【雨樋の修理方法は4つ】

古くなった雨樋は交換した方がいい?修理方法は4つ!

雨樋が壊れてしまったという時にどんな修理方法があるのか気になりますよね。ここでは雨樋の修理方法をお伝えしていきます。

 

【雨樋の全交換】

雨樋の破損や廃盤品で部品を調達ができない、老朽が激しいなどの症状は、雨樋の全交換が必要です。

 

雨樋の全交換は高所作業なため足場が必要です。屋根工事や外壁塗装など足場が必要な工事も一緒に行っておくと足場代の節約になります。

 

足場代の節約についてはこちらの「屋根と外壁はセットがお得!」をご覧ください。

 

【雨樋の部分交換】

雨樋は軒樋や縦樋、集水器、継ぎ手、エルボなど複数の部材を接合して構成しています。部品が生産停止していないなら、部品を調達して部分的に交換できます。

 

雨樋を固定する部材には金属製と樹脂製があり、金属製は定期的に塗装しておかないと錆びてしまうためご注意ください。

 

錆びてしまうと部材が折れて雨樋が風にあおられ、最悪は飛ばされてしまいます。部材が飛ばされてしまうと近隣の方にも被害が及んでしまうため、被害が出ないように状態は普段から確認しておきましょう。

 

【雨樋補修・勾配調整】

雨樋は経年劣化で接合部のところに隙間が生じることがあります。隙間ができると水漏れを起こしますが、こちらはシーリングや接着剤などで隙間を塞ぐことができます。

 

また、劣化症状には軒樋の歪みがあり、状態が悪いと勾配が狂ってしまい、うまく排水されなくなります

 

排水が滞ると雨樋から水が溢れて外壁や基礎などを汚し、劣化を早める原因となります。そこまで雨樋が劣化していなければ、微調整で直ることもあります。

 

【雨樋の清掃】

軒樋や集水器はお椀状になっていますので、ゴミや落ち葉、鳥が運んできた枝などが入り、水の流れを悪くさせます。

 

ゴミが溜まっていると排水が滞って水が溢れてきてしまいますので、定期的に清掃することをおすすめします。

 

また、ゴミが入らないように落ち葉除けネットという軒樋に被せておく製品もありますから、落ち葉などが入りやすい環境の場合は、落ち葉除けネットの導入もご検討ください。

 

当社は雨樋交換や補修、清掃などの雨樋工事も承っております。雨樋工事をお考えの方はお気軽にご相談ください。

 

雨樋工事についてはこちらの「雨どい工事(修理・交換)」をご覧ください。

 

【早めに修理が必要な理由】

古くなった雨樋は交換した方がいい?修理方法は4つ!

雨樋は屋根から流れてくる雨水を下に排水する設備です。風雨や太陽光にさらされた雨樋は経年劣化していますから、割れなど破損してしまうことがあります。

 

もし、雨樋が壊れてしまっている場合は、早めに修理しましょう。

 

なぜ早めに修理が必要かというと以下の理由があります。

 

・屋根から滝のように雨水が落ちてきて騒音になる

・落下してきた雨水で地面を抉ってしまう

・泥はねをして基礎を汚してしまう

・雨樋から水が溢れて外壁を汚す

・破損した雨樋が風に飛ばされて近隣の建物や車に危害を与えてしまう

 

雨樋の破損や不具合は、建物の劣化を早め、騒音や部材の飛散によって近隣の方にも被害を及ぼしてしまいます。

 

被害が起きてからでは遅いですから、雨樋が壊れいる、水漏れなどの不具合を起こしている、長らくメンテナンスをしていないなどがありましたらそのまま放置せずに早めの対応をおすすめします。

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」もご参考にしてください。

 

【雨樋が古くなったら交換した方がいい?】

古くなった雨樋は交換した方がいい?修理方法は4つ!

雨樋が古くなったら交換をした方がいいのかというと必ずしもそうではありません。塩ビ製の雨樋の耐用年数は約20年でして、色褪せや歪みなどの経年劣化は生じますが、水漏れや排水の滞りなど使用上支障が出ていない場合は、メンテナンスは必要でも交換するほどではありません。

 

雨樋交換が必要になるのは以下の症状や状態の時です。

 

【雨樋交換が必要な症状や状態】

・軒樋が歪んでいる

・微調整では勾配(傾斜)を直せない

・廃盤品で部分交換ができない

 

勾配とは傾斜のことで、雨樋は水が集水器に向かって流れていくように傾斜がつけられています。軒樋が経年劣化すると形状の歪みも伴い勾配がずれてきます。手で勾配を微調整して直せればいいですが、調整できないほど勾配がずれている場合は雨樋交換が必要です。

 

また、雨樋は製品の入れ替えがあり、廃盤になってしまった場合は部品を調達できないため、新しく雨樋を交換しなければいけません。できるだけ部分交換で対応したい方は、後継機種を出しているロングセラー品を選ぶのをおすすめします。

 

雨樋の劣化症状についてはこちらの「雨どい、こんな症状が出たら要注意!」をご覧ください。

 

【雨樋修理なら当社におまかせください!】

古くなった雨樋は交換した方がいい?修理方法は4つ!

普段から雨樋を意識して見ているという方はそこまで多くはないかと思います。雨樋は少し地味に見えてしまうかもしれませんが、建物には欠かせない設備なので、メンテナンスは怠らないようにしましょう。

 

雨樋交換での対応か、部分交換や調整での対応かは、実際に雨樋の状態を見て判断する必要があります。

 

当社は無料で建物診断を行っておりますので、雨樋工事について気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

 

無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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  • 有機溶剤作業主任者
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  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数

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