夏を快適に。遮熱塗料で涼しく省エネ!
投稿日:2019年5月15日 更新日:2024年3月31日
今年も暑い夏の季節がやってきますね!
近年では様々なところで省エネ対策という言葉を聞きますが、実は屋根や外壁の塗装でも省エネ対策ができることはご存知ですか?
屋根塗装や外壁塗装で可能な省エネ対策、それが遮熱塗料です。
遮熱塗料で得られるメリットがたくさんありますので、ぜひ本格的に夏がくる前に外壁塗装や屋根塗装で省エネ対策をしていませんか?
年々、暑さが厳しくなっている気がする夏、今年も間も無く始まりますね…。
【遮熱塗料とは?】
それでは、さっそくですが「遮熱」とは何だと思いますか?
「遮熱」とは文字の通り「熱を遮ること」です。
遮熱塗料は、外壁や屋根に塗ることで太陽光の近赤外線を効率よく反射して表面温度の上昇を抑える効果があります。
温度が上がりにくくなるということは、熱の伝わりが抑制されて、塗装する前に比べて室内の温度を下げることが可能です。
近年では屋根の軽量化から熱伝導率が高いガルバリウム鋼板やトタンなどの金属屋根が多く採用されていますが、このような屋根材に遮熱塗料は効果覿面です。
【遮熱塗料のメリット・デメリット】
メリット | デメリット |
① 室内温度が抑えられて節電効果 |
① 価格が高い ② 塗膜が汚れると遮熱効果が落ちる ③ 色で遮熱効果が変わる ④ 冬は効果を実感しにくい |
【遮熱塗料のメリット】
① 室内温度が抑えられて節電効果
太陽光の影響を抑えるため、気温が上がる夏の時期に絶大な効果を発揮します。通常の塗料と遮熱塗料で比べると、その温度差は2〜3度程度(※30℃以上の室内の場合)も違います。室内温度が2℃下がれば10%の電気代を節約できると言われており、かなりの節電効果に期待ができます。
☆裏ワザ☆ 屋外に設置されているエアコンの室外機に遮熱塗料を塗布することで、室外機の温度が下がり、冷暖房効率を高めるとともに消費電力の削減につながります。 もし、「冷房をつけても効きが悪い」「夏の電気代が高くなってしまう」という方は、遮熱塗料で解決できるかもしれませんので、業者に相談してみてはいかがでしょうか。 |
② 塗膜の耐用年数が長い
遮熱塗料の耐用年数は15〜20年と長めに設定されています。
価格は通常の塗料と比べて高めですが、一般的な塗料の1.5〜2倍の耐用年数を持つため、メンテナンスにかかる手間やトータルコストを考慮すると決して高い塗料といわけではありません。
③ 熱劣化を抑制
屋根材や外壁材は熱の影響で膨張と収縮を繰り返します。
この作用がひび割れを起こす原因となりますが、遮熱塗料を塗ることで熱劣化を抑制し、損傷を防ぎます。
金属製の屋根材や外壁材は、太陽光の影響を強く受けますので、遮熱塗料で対策すると長寿命化につながります。
④ 濃色の温度上昇を抑制
ブラックやグレーなどの濃色は熱を吸収しやすい性質があります。
一般的に濃色で塗装すると温度を上げる要因となりますが、遮熱塗料なら濃色でも極端に温度が上がることはありません。
デメリット③でもご説明しますが、高い遮熱効果を重視するならホワイトなどの淡色がおすすめですが、濃色をご希望している方は、遮熱塗料なら熱の影響を受けにくくなりますので、ぜひご検討してみてください。
⑤ 補助金が受けられる場合がある
遮熱塗料はCO2削減につながります。
省エネが求められている今は省エネ対策になるリフォームの補助金制度を地方自治体が実施している場合があります。
外壁塗装は51〜120万円ほどが相場となっており、多くのお金が必要です。
補助金を受けられればお得に工事ができますので、もしお住みの地域で遮熱塗料の補助金制度を実施している場合は、ぜひこのご機会にご検討してみてください。
【遮熱塗料のデメリット】
① 価格が高い
遮熱塗料を採用するにあたりネックになるのが価格かもしれません。
通常の塗料と比べると遮熱塗料は価格が安いものではありません。
一般的なシリコン塗料の価格は¥2,000前後/㎡ですが、遮熱塗料は¥4,000〜5,000円/㎡とおよそ2倍ほど高くなります。
② 塗膜が汚れると遮熱効果が落ちる
遮熱塗料の欠点は、汚れや摩耗によって遮熱効果が落ちてしまうことです。
メーカーでもこの欠点を把握しており、耐候性や低汚染性(汚れにくさ)を高めて長期にわたって遮熱効果を保てるように対策をしています。
そのため、遮熱塗料を選ぶ際は、耐候性と低汚染性に優れている塗料をお選びください。
③ 色で遮熱効果が変わる
遮熱塗料のカタログには、カラーごとに日射反射率が表示されています。
遮熱塗料は色によって日射反射率が異なり、ホワイトやクリームなどの淡色ほど日射反射率が高く、ブラックや焦茶色などの濃色ほど日射反射率が低くなります。
より遮熱効果を重視している方は、濃色よりも淡色を選んでいただくことをおすすめします。
④ 冬は効果を実感しにくい
遮熱塗料が効果を発揮するのは、気温が高くなる夏の季節です。
冬は太陽の高度が下がり、遮熱塗料の効果を得にくくなります。
長い期間、気温が低くなる地域は遮熱塗料はあまり適していないかもしれません。
遮熱塗料は魅力的なメリットがありますが、デメリットがあることも知っておかなければなりません。
建物の状態や立地、環境などによっても遮熱塗料の効果は変わります。
遮熱塗料をご検討している方は、必ず建物診断を実施してちゃんと遮熱効果を発揮してくれるか業者にご確認ください。
当社でオススメする遮熱塗料
日本中央研究所 アドグリーンコート
日本ペイント サーモアイ
日清産業 ガイナ
アステックペイント 超低汚染リファイン
エスケー化研 クールタイトSi
遮熱塗料についてはこちらの「遮熱塗料ってどんな塗料?暑い季節の救世主!?」もご覧ください。
リフォームの森では遮熱塗料の取り扱いも豊富です!
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ご相談、建物診断、お見積もりは無料です。お気軽にお問い合わせください。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
“mu”
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