なぜ屋根のメンテナンスは必要?屋根を放っておいてしまうリスク
投稿日:2022年9月30日
目次
雨や風、紫外線などから守ってくれる屋根ですが、高い場所にあり、状態がどうなっているか目に入ってこないせいか、ついついメンテナンスを怠ってしまっているということはないですか?
屋根は建物の大事な構造体です。もし、不具合を起こしてしまったら雨漏りを引き起こす恐れがあり、とても大変なことになってしまいます。
今回は屋根のメンテナンスの必要性やメンテナンスをしないことのリスクをお伝えしていきます!
【屋根のメンテナンスをする必要性】
屋根は雨や紫外線などの影響を受けないための帽子や傘みたいなもので、家の中で普段快適に生活できるのも屋根があるからです。
しかし、家の中では快適かもしれませんが、屋根は毎日ダメージを負っているため、年数の経過と共に傷んできます。
屋根は高い場所にあり、目線を上げても状態をこと細かく見ることはできません。そのせいかついつい傷んでいても気づかずにそのままにされてしまうことも。
建物の汚れや外壁のひび割れなどはすぐに目に入るため、修理が必要とすぐに思い立つかと思います。しかし、屋根は状態が悪くなっていても目に入ってこないため、必要性を感じずにメンテナンスが必要と感じにくいのかもしれません。
しかし、建物はどれも経年劣化してくるもので、屋根も例外ではありません。
屋根のメンテナンスを怠ってしまうと大変なことになってしまいますので、かならずメンテナンスが必要になります。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」もご参考にしてください。
【屋根をメンテナンスしないとどうなる?】
屋根は風雨や太陽の紫外線にさらされる過酷な環境にあります。年数が経っている分だけダメージを負っていますので、適切なタイミングでメンテナンスが必要です。
屋根のメンテナンスをしないと美観性の低下や雨漏り、破損部材の飛散などの被害を受けてしまいます。
とくに日本は毎年台風に見舞われますから、屋根が傷んでいると強風にあおられて破損してしまいます。
被害は自分の家だけでなく、破損した屋根材が飛ばされてまわりの建物や車を傷つけてしまう可能性がありますから、近隣トラブルの原因にもなってしまうでしょう。
このように屋根をメンテナンスしていないと、様々な被害を被ることになりますから、痛んだままにしないように適切なタイミングでメンテナンスをすることが大切なのです。
雨漏りは建物の寿命を縮める原因となります。被害を受けないように屋根点検や適切な修理をすることが大切です。
雨漏りについてはこちらの「【雨漏り】意外と知らない発生箇所とその原因・症状とは? 」をご覧ください。
【屋根のメンテナンススケジュール】
屋根のメンテナンスは、状態に応じて必要な工事をすることが大切です。屋根工事は足場を組むため、他のリフォーム工事と比べて高額になりやすいです。
必要以上の工事をしてしまうのはかえって割高になってしまう可能性もありますからご注意ください。以下に屋根のメンテナンススケジュールを記載しましたのでご参考にしてください。
【30年間の屋根のメンテナンススケジュール】
10年目 | 20年目 | 30年目 |
・屋根点検 ・屋根補修 ・屋根塗装 |
・屋根点検 ・屋根補修 ・屋根塗装 ・劣化が激しい場合は葺き替えまたはカバー工事 |
・屋根点検 ・屋根の葺き替えまたはカバー工事 |
日本の建物の平均寿命は30年ほどです。30年間の間で行うメンテナンスは上記の表のとおりです。
20年目は劣化の進行具合に応じて「屋根塗装」か「屋根の葺き替え(またはカバー工事」をご検討していただくことになります。
もし、雨漏りが起きてしまったらすぐに対処してください。雨漏りは建物の大切な構造体を腐食させ、弱体化させてしまいます。
雨漏りは被害が広くなるほど修理にかかる工事代も高くなりますから、少しでも雨漏りの疑いがあるようであれば専門業者に連絡して対処してもらうことをおすすめします。
当社は雨漏り修理も承っております。詳しくはこちらの「雨漏りスピード補修」をご覧ください。
【屋根工事の種類】
屋根工事はいろいろありますので、工事内容やどのような効果があるのか、工事を行う目的などをお伝えしていきます。前述したように屋根のメンテナンスは状態に合わせて必要な工事をすることが大切です。工事内容をしっかり把握して過剰な工事ではないか判断できるようにしましょう。
【屋根塗装】
屋根塗装が必要なのはスレートやセメント瓦などの塗装で防水されている屋根材です。屋根塗装を行う目的は屋根材の保護と美観性の維持です。
経年劣化でコケの発生や汚れの付着、色褪せなどの症状がでて、建物の見栄えを落とします。また、塗装が古くなった屋根材は水を吸いやすくなっているため、劣化を早める要因となりますので、10年目と20年目に屋根塗装が必要です。
屋根塗装についてはこちらの「屋根塗装を行うべき劣化のサイン!自分でできる確認方法とそのタイミングや症状について」をご覧ください。
【屋根の葺き替えまたはカバー工事】
屋根の防水はルーフィングが担っています。そのルーフィングも寿命があり、20年ほど経過してくると防水性能が落ちてきます。ルーフィングの耐用年数を超えたら「葺き替え」または「カバー工事」をご検討ください。
屋根の葺き替えやカバー工事については下のページをご覧ください。
【屋根板金工事】
屋根の一番上にある頂点のところを棟と呼んでいます。棟には棟板金という部材が被せてあり、こちらは強風のあおりで被害を受けやすいため、定期的に補修することをおすすめします。
屋根板金工事は「釘の再打ち込み」や「接合部のコーキング打ち」「棟板金の交換」などがあります。
詳しくはこちらの「屋根板金工事」をご覧ください。
【屋根補修】
風雨にさらされ、なにも遮るものがない屋根は、飛来物や経年劣化などで屋根材が割れてしまうことがあります。屋根材の破片が風に飛ばされて近隣の建物にぶつかってしまう恐れがありますから、損傷を受けている屋根は補修をしましょう。補修だけを行うのは割高になってしまいますので、屋根塗装と一緒に行うことをおすすめします。
お得に工事ができる方法についてはこちらの「屋根と外壁はセットがお得!」をご覧ください。
【8〜12年を目安に屋根点検をしましょう!】
ここまで屋根のメンテナンスの必要性をお伝えしてきました。屋根を維持することは私たちの生活を守ることにもつながります。屋根が傷んだままにせず、適切なタイミングでメンテナンスをしてください。
問題は屋根を目視で確認できないことです。状態がわからなければメンテナンスが必要なのか判断が難しいかと思います。
そこでご提案したいのが専門業者が実施する屋根点検です。
屋根点検は8〜12年ほどを目安に行うことをおすすめします。
屋根工事は目視で確認できないため、悪徳業者も多く存在します。屋根を見られないことをいいことに嘘を言って高額工事をすすめてくる業者もいますのでご注意ください。
屋根点検をするときはかならず屋根の状態を写真に撮ってもらい、どんな工事が必要なのかを具体的に説明してもらってください。
リフォームの森は無料で屋根点検を実施しておりますので、屋根の状態が知りたいという方はお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
“mu”
栃木県宇都宮市、塩谷町、鹿沼市、さくら市、真岡市で、塗装工事、屋根工事のことなら、リフォームの森へお気軽にご相談ください。