外壁塗装の劣化を見逃さない!よく見られる劣化症状を解説!

投稿日:2022年11月30日  更新日:2022年12月1日

外壁塗装は定期的に行っていく必要があります。塗り替えのサイクルは10年が目安。(塗装されている塗料の種類や外壁材の種類で耐用年数は変わります)

 

しかし、塗り替えサイクルの目安が10年とされていても、それよりも先に劣化する場合やまだ塗装しなくてもいいときもあります。劣化の進み具合は建物の仕様や形状、環境などで大きく変わってきます。

 

それでは、いつが塗装するタイミングなのでしょうか?

 

塗装するタイミングは年数の経過の他に劣化症状も塗装工事をご検討していただく目安にしていただきたいです。

 

今回は外壁塗装のタイミングを逃してしまわないように、劣化症状についてお伝えいたします!

 

【塗装は何のためにするの?劣化する原因は?】

外壁塗装の劣化を見逃さない!よく見られる劣化症状を解説!

そもそもなんのために外壁塗装をするのか知っていますか?

 

塗装はただ塗料を塗って見た目を整えるだけが目的ではありません。

 

塗装は硬化すると塗膜を作り、太陽の紫外線や風雨などから建物を守ります。塗装することで建物を保護し、いつまでも維持することができるのです。

 

塗装が劣化すれば建物は風雨や太陽の紫外線、砂埃などの汚れなどにさらされ、どんどんダメージを負ってしまいます。

 

定期的に塗装している建物と塗装をせずに劣化したまま放置する建物では、耐用年数が大きく変わってきますから、これからも大切な建物をお使いいただくためにも劣化を放置せずに外壁塗装を行っていくことが大切です。

 

はじめてメンテナンス工事を行う方はこちらの「住宅工事が初めての方へ」をご覧ください。

 

【外壁塗装の劣化原因】

外壁塗装の劣化を見逃さない!よく見られる劣化症状を解説!

建物を保護するために外壁塗装をするのですが、定期的に塗り替えが必要なことから、年数が経つごとに塗装は劣化してきます。塗装が劣化してしまう原因は以下のことがあります。

 

・風雨

・太陽の紫外線

・太陽からの熱

・車の排気ガスや砂埃などの汚れ

・コケ

など

 

塗装を劣化させる原因というのは、一つに絞るということはできず、様々な要因が影響してだんだん劣化してきます。

 

得に塗装を劣化させる影響にあるのが太陽光です。太陽光には紫外線が含まれ、塗装の樹脂結合を破壊させる作用があります。また、太陽の熱も塗装を劣化させる要因の一つです。

 

塗料はアクリルやウレタン、シリコン、フッ素など種類があり、それぞれ耐用年数が違います。どれくらい保つことができるかは、塗料の種類によって違いはありますが、どれも経年劣化していくものなので、塗り替えのタイミングを逃さないように劣化したときの症状を見逃さないことが大切です。

 

塗装が劣化することで現れる症状は、塗り替えのサインです。タイミングよく塗装工事をするための目安となりますので、塗装が劣化するとどんな症状がでるのか知っておきましょう!

 

それでは次に塗装が劣化したときに現われる劣化症状をご紹介していきます!

 

屋根のメンテナンスについてはこちらの「なぜ屋根のメンテナンスは必要?屋根を放っておいてしまうリスク」をご覧ください。

 

【外壁塗装が劣化するといろいろな症状が現れる!】

外壁塗装の劣化を見逃さない!よく見られる劣化症状を解説!

冒頭でも触れましたが、外壁塗装の目安は10年ほどです。塗り替えをご検討していただくときは、この年数の経過も目安にしてください。

 

ただし、年数の経過だけで外壁塗装が必要かは中々図れないというのも事実です。状態によっては耐用年数を経過していてもまだ塗装が必要ではないケースもあり、その反対に想定しているよりも先に劣化が進み塗装しなければいけないケースもあります。

 

外壁塗装が必要かは「年数の経過」と一緒に「劣化症状」も確認してご検討ください。以下に劣化するとでてくる症状をお伝えしていきます。

 

【白い粉が出てきていたらチョーキング現象が起きている】

外壁塗装の劣化を見逃さない!よく見られる劣化症状を解説!

チョーキングは、塗装が劣化するとよく見られる症状でして、塗料の樹脂成分が劣化すると白い粉が浮き出てくる現象が起きます。これがチョーキング現象と呼ばれる劣化症状です。

 

チョーキングが起きているかは、簡単に調べることができます。外壁を触ったときに白い粉が付着していればチョーキングが起きている証拠ですので、塗り替えをご検討ください。

 

【色あせは塗装が劣化しているサイン】

外壁塗装の劣化を見逃さない!よく見られる劣化症状を解説!

色褪せは塗装が劣化しているサインの一つです。チョーキングと同じように太陽の紫外線や風雨などで塗料の樹脂成分が破壊され、だんだと色褪せてきます。

 

外壁の他にも破風板や雨どい、シャッターなど色褪せてくると白くくすんだ色になり、美観性が低下してきます。色褪せた建物は古い印象を与えてしまいます。

 

【外壁のひび割れは早めに修理!】

外壁塗装の劣化を見逃さない!よく見られる劣化症状を解説!

モルタル外壁、サイディング、ALCなど硬い外壁材は経年劣化でひび割れを起こすことがあります。ひび割れのことを建築用語でクラックと呼んでいます。

 

クラックには「ヘアークラック」と「構造クラック」があり、ヒビの大きさで分けられています。

 

クラックの中でも構造クラックは耐震性を低下させてしまう損傷なので、もし確認ができるようであれば早めに修理することをおすすめします。

 

クラックについてはこちらの「外壁にひび割れ(クラック)が!補修方法をご説明」で詳しく解説しております。もしご興味がございましたらこちらもご覧になってください。

 

【汚れ・コケ・カビの発生は性能が低下している証拠】

外壁塗装の劣化を見逃さない!よく見られる劣化症状を解説!

建物は風雨にさらされ、北側など方角によっては風通しが悪く、湿気の多い環境にあります。こういった環境にある建物は、しだいに汚れが付き、コケやカビを発生させてしまいます。

 

もともと塗料には汚れの付きにくさを示す「低汚染性」やコケやカビの発生を抑制する「防藻性」「防カビ性」など美観を保持する性能が備わっています。

 

建物が汚れやコケ、カビなどで目立ってきたら塗料の性能が落ちてきているサインです。汚れやコケ、カビは建物の見栄えだけでなく、劣化を促進させる原因にもなりますので、見栄えだけなら……と安易に考えず、一度外壁塗装が必要か専門業者に状態を見てもらってください。

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」でも詳しくお伝えしております。外壁塗装のタイミングを逃さないためにもこちらのページもご参考にしてください。

 

【外壁塗装が劣化していたら建物診断を!】

外壁塗装の劣化を見逃さない!よく見られる劣化症状を解説!

塗装をご検討していただくためのポイントは

 

「年数の経過」

 

「劣化症状」

 

の2つです。

 

今回は劣化症状をテーマにお伝えさせていただきました。

 

劣化症状が見られる場合でも、まだ塗装する時期ではないこともあります。実際に塗装が必要かは現地調査を実施しなければ判断ができません。

 

そのまま劣化を放置してしまうのも良くありませんので、劣化症状が見られる場合は、一度建物診断を実施ください。

 

当社は無料で建物診断を実施しております。診断後は建物の状態や必要な工事についてご提案させていただきます。

 

無料診断の詳しいことはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

これからも長く大切なお住まいをお使いいただくためにも、気になることやお悩みのことなどがございましたらお気軽にご相談ください!

 

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保有資格一覧

  • 一級建築施工管理技士
  • 一級塗装技能士
  • 外壁劣化診断士
  • 外壁診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 足場の組立作業責任者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数

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